潜熱蓄熱材(PCM) パッサーモ シリーズ
PCMとは （Phase Change Material)
(相）（変化）（物質）の頭文字をとった略語で、個相⇔気相⇔液相と相が変化する際に、大きなエネルギー（潜熱）の授受を行う物質を表し、潜熱蓄熱材とも言います。また、融解温度が０℃以下の場合に蓄冷材、０℃より上の場合は蓄熱材と一般的に呼ばれています。
当社で取り扱っております製品は、カネカ潜熱蓄熱材パッサーモシリーズです。－7０℃から+4０℃の任意の温度でご使用いただけ、様々な分野で採用され実績豊富な潜熱蓄熱材です。
用途に応じて、下記の３シリーズからお選びください。
パッサーモ「Fシリーズ」 高性能タイプ
+３℃ ～ +37℃ （F3,F5,F10,F15,F20,F23,F25,F35,F37）
医薬品や治験薬などの定温輸送用として、数多くの実績があります。
２～８℃や１５～２５℃といった薬機法対応温度から、細胞用３７℃タイプまで、様々な温度に適応する製品があります。また、従来タイプより高い潜熱量を有し、希望する温度をより長時間保ちます。(F5は、単体での販売をしておりますが、その他の製品は、パッケージでの販売のみとなっております）
パッサーモ・Fシリーズの資料はこちらから
パッサーモ「Pシリーズ」従来品
+5℃ ～ +40℃
特定の領域での潜熱を利用でき、使用温度（融解、または凝固温度）近傍を維持する効果があります。水系で科学的に安定な材料を使用しており、安全性が非常にタイプで、繰り返しの熱サイクルに対して過冷却を防止しています。Fタイプに比べて安価なので、短い時間での温度保持にコストパフォーマンスの高い製品です。
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パッサーモ「CVシリーズ」低温タイプ
－2℃ ～ －70℃
使い方は通常の蓄冷材（保冷材）と同様、冷凍設備で凍結させてからご使用下さい。
超低温を維持できるため、特殊保冷輸送・冷凍輸送・生鮮食品輸送などに使用されています。
ドライアイスの代替品としてのご提案も可能です。
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